年少さんレッスン はじめの一歩

高槻市南平台 石井ピアノ教室

石井倫子です。

8月末に体験レッスンに来られた年少さんの女の子、Mちゃんが入会されレッスンが始まりました。

初めてのレッスン

まだ3才…おうちの人や園の先生以外の大人と話すことも少なく、慣れない場所で緊張していることでしょう。

初めは生徒さんの様子を見ながらゆっくり進めて行きます。

Mちゃんは体験レッスンでやった、リズム打ちや音符の読み方もちゃんと覚えてくれていました。

リズムカードで練習、♩♫など、四分音符と八分音符のリズムを叩きました。体験では、フエルト地で作った大きな楽譜でド~ソを読む練習をしましたが、この日のレッスンでは五線譜にも書いてみました。

お母さまが幼児用の太い芯の鉛筆を用意して下さり(筆圧が弱くても書きやすいようです)五線に上手に書けました。

小さいお子さんには2Bや4Bなど太くて柔らかめのものが書きやすいですね。

ピアノに合わせて楽器を鳴らしたり、歌ったり、楽譜を読んだりといろいろな活動を盛り込んでいるので、

45分のレッスンも飽きずに集中して取り組んでくれました。

初めから良い形、いい音で

ピアノを弾くうえで私が大事にしているのは、初めから良い形、いい音で弾くこと。

小さいからと適当にやっておいて、後からやり直すのは本当に大変ですし時間もかかります。

結局は、初めから正しくやった方が上達が早いのです。

まずは1本の指から。3の指(中指)がやりやすいと思います。

手のひら全体で支えを作り、手のお山(指の付け根の関節)からそっと鍵盤に指を置いていきます。

5本の指を使ってレガートで弾くのはまだ少し先です。

1本の指でも「さいたさいた」や「かえるのうた」など弾いて楽しめます。

Mちゃんは支えを作るのがとっても上手。

これからどんどん上達していってくれることでしょう。

~才になったら習わせたい

体験レッスンでおうちの方から「~才になったらピアノを習わせたいと思っていました」とよく耳にします。

お子さんが生まれて育てていく中で、ピアノを弾ける日がくるのを楽しみにされていたことでしょう。

私自身も子どもが生まれる前から楽器をやらせたいと思い、楽しみにしていました。

Mちゃんも、「9月で4才になるのでピアノを習いたい」とレッスンに来られました。

Mちゃんがピアノを楽しんで好きになってくれるように、そしてお母さまの想いにも応えられるよう頑張ります。