高槻市南平台 石井ピアノ教室
石井倫子です。
発表会を終えて
高槻市生涯学習センター での発表会が無事、終了しました。
コロナ禍ではありますが、お客様を制限することなく、ご家族やおじいちゃんおばあちゃんなど多数お越し頂けました。
年に1度の発表会、たくさんの方に聴いて頂くことができて生徒たちも張り合いになったことでしょう。
ご来場ありがとうございました。
今回も、生徒達はソロと連弾で2~3曲を演奏しました。いつもより長く難しい曲にチャレンジ、みんなよく頑張りました。
連弾
連弾は第1回目から取り入れていますが、初めの頃は全員が私と弾いていたのが回を重ねるうち、きょうだいやお友達、お母さんとのペアが誕生。5回目の今回は2年生以上はお友達、きょうだいとペアを組みました。
3人きょうだいの6手連弾も実現。
だんだん息も合ってきて、自分たちで選曲したり、お互いの家を行き来して練習する人もいて、楽しく取り組めたようです。
動画を活用して
発表会に向けてのレッスンでは、動画が大活躍でした。指や手首の使い方は、一回のレッスンではなかなかマスターできないものです。
私が説明しながら弾いたものを動画を撮って送り、それを見ながら練習してもらうようにしました。
また、コロナで長くお休みした生徒にも動画を撮って送ってもらい、こちらもコメントしながら弾いた動画を送ることで、お休み中も停滞することなく進められ、発表会でも立派に演奏できました。
みんなと往復した動画はかなりの数になりました。
繰り返し見ることで分かりやすく、理解が早まりました。便利なツール、これからも活用しようと思います。
発表会で得られるもの
発表会に向かって努力することや、ホールの響きを体験すること、互いに演奏を聴き合って刺激を受けることは子どもたちを大きく成長させています。
ある子は友だちが熱心に練習していることに刺激を受けて、自分も練習量を増やし頑張るようになりました。
またお姉さんの弾くピアノに憧れて、何回も繰り返しお姉さんの動画をくりかえし聴いているという子は音の質が良くなり、曲の雰囲気をとらえた演奏をするようになりました。
初めからコツコツ練習できる子ばかりではあなかったのですが、他の生徒に影響されて、自発的に練習する子や、練習量を増やした子も増えてきて、そんな生徒たちの内面の成長を嬉しく思っています。
次へ向けて
発表会が終わってひとりひとりの演奏を聴きながら、生徒へカードを書くことにしています。良かったところやこうするともっと良くなるよ…という感じです。
このカードは発表会当日におうちの方や来場されたお客様にも書いて頂いています。
自分の演奏にメッセージをもらうのは、何より励みになると思います。